天皇と東大


天皇と東大 大日本帝国の生と死 上

天皇と東大 大日本帝国の生と死 上

いまめっちゃはまってます。
つい2日前から読んでます。


僕は最近の立花は,なんか軽くてアジっているだけの本が多かったので不満でしたが,
この本はいろんなことが良く調べてあって往年の彼の書き方になっています。 
まあ立花が離婚して,金がなかったからたくさん本を出版しなきゃならん説もありますがね(笑)
田中角栄関連の本は本当に資料の積み重ねで,読み応え十分でしたので。
文藝春秋では『私の東大論』という題名で連載されていたので最初分かりませんでした。


僕は日本人ですが,この本を読んで意外に日本近代史について知らなかったなあと思いました。
現代日本と明治期の日本ひいては戦時中の日本は,あまり連続してないと認識してましたが結構連続しているのに驚きでした。
つまり現代日本はまだ戦時中の体制を払拭した訳ではないということなのです。
うーむ。
とにかく読み進めるか。


あと,どーでも良いことですが,『ミスター円』こと榊原英資は埼玉大の助教授時代があったのね。
しかも,大蔵省の官僚から配置換え(?)という形で。
どういう制度的なからくりなんだろう?だれか教えて。
官僚から教授に今の制度でもなれんの?
しかもその後ハーバード行ってるし。訳わからじ。
そんなこともこの本に書いてありました。


今週中に読破できればいいなあ。
1400ページ。
頑張ります。